※本記事にはプロモーションが含まれています。
更年期の髪悩みが増える理由と夜のケアが重要なワケ
40代に入ってから、「髪のパサつき」「うねり」「ツヤがなくなる」「まとまりにくい」と感じる方が増えます。特に更年期世代は、ホルモンバランスの変化により、髪の状態が以前より揺らぎやすくなる時期です。
日中に紫外線や摩擦、乾燥の影響を受けた髪と頭皮は、夜の時間にしっかりケアすることで、翌朝の仕上がりに大きな差が出ます。実は、夜は髪と頭皮を整えるベストタイミング。睡眠中に頭皮環境が整いやすいため、日中のケアよりも効率的に働いてくれます。
そこで今回は、更年期でもツヤ髪をキープしたい40代女性に向けて、やさしく続けられる「ナイトルーティン」をご紹介します。特別なアイテムがなくても始められる内容なので、今日からぜひ取り入れてみてください。
40代以降は「頭皮ケア」が美髪習慣の土台に
髪そのもののケアも大切ですが、まず見直したいのは「頭皮」。頭皮の状態が乱れると、髪が乾燥しやすくなったり、ツヤが出にくくなったりします。スキンケアと同じように、頭皮も丁寧にケアすることが、美髪への近道です。
例えば、毎日のシャンプー時に指の腹でやさしく頭皮をほぐすだけでも、リラックス効果とともに、頭皮環境を整える習慣につながります。強くこすらず、マッサージするように洗うのがポイントです。
夜のヘアケアが翌朝の扱いやすさを左右する
「朝のスタイリングがうまくいかない…」という方は、夜のケアが不足しているかもしれません。髪が乾いた状態で寝ても、寝返りによる摩擦や乾燥によってダメージが蓄積し、翌朝広がりやすくなります。
保湿を意識したヘアケアや、枕カバーの素材選びなど、寝ている間に髪を守る工夫を取り入れることで、翌朝のまとまりやすさが変わります。忙しい40代でも続けやすい小さな習慣から始めていきましょう。

40代から始めるナイトルーティン【バスタイム編】
ここでは、更年期世代の髪と頭皮をやさしく整えるためのバスタイムでの3つのステップをご紹介します。普段の入浴に取り入れやすい内容なので、できるところから始めてみてください。
STEP1:シャンプー前の「予洗い」で頭皮の汚れをやさしくオフ
いきなりシャンプーをつける方が多いですが、40代以降は皮脂バランスが変わり、頭皮に汚れが残りやすくなることも。シャンプー前に約1分、ぬるま湯でしっかり予洗いすることで汚れの大部分が落ち、シャンプーの負担を減らせます。
ポイントは、指の腹で頭皮をやさしく動かしながら、お湯を行き渡らせること。髪を濡らすのではなく、「頭皮を洗うイメージ」で行うと効果的です。
STEP2:シャンプーは“こすらず、頭皮をほぐすように”
シャンプーは髪ではなく頭皮につけて洗うのが基本。手のひらで軽く泡立ててから頭皮全体に広げ、指の腹で円を描くように洗います。
力を入れすぎると摩擦につながるため、やさしいタッチを心がけましょう。耳まわりや生え際、後頭部など洗い残しが多い部分は丁寧に。最後はぬるま湯でしっかりすすぎます。
STEP3:トリートメントは毛先中心。つけた後は“少し置く”のがコツ
トリートメントは髪全体につけるのではなく、パサつきやすい毛先を中心に塗布します。根元につけすぎると、ボリュームが出にくく感じる要因になることも。
髪につけたらすぐ流すのではなく、時間が許せば数分置いてなじませると、指通りがよく感じられやすくなります。湯船に浸かりながら置くのもおすすめです。また、粗めのコームでとかしてから流すと、ムラなく広がりやすくなります。

ナイトルーティン【お風呂上がり〜就寝編】
お風呂上がりから就寝までの過ごし方は、髪のツヤとまとまりを大きく左右します。ここでは、すぐに取り入れられるシンプルな習慣をご紹介します。
STEP4:タオルドライは“押さえる”ように。摩擦を最小限に
濡れた髪はとてもデリケートな状態。ゴシゴシこすってタオルドライをすると、摩擦でキューティクルが乱れやすくなります。タオルで髪を包み込み、水分を吸い取るように優しく押さえましょう。
吸水性の良いタオルやヘアタオルを使うと、ドライヤー時間の短縮にもつながります。
STEP5:ドライヤーは根元から。8割乾いたら冷風でキュッと整える
自然乾燥は、頭皮がムレやすく、ニオイやベタつきにつながる原因になることも。お風呂上がりはなるべく早く乾かす習慣をつけましょう。
乾かすときは、まず根元から乾かし、毛先は最後に熱を当てるイメージで。8割ほど乾いたら冷風に切り替えると、指通りが良くなり、まとまりやすく仕上がります。
STEP6:就寝前のひと手間で“寝ぐせ・広がり”を防ぐ
寝ている間の摩擦は、髪のパサつきや広がりの原因になりがちです。ナイトキャップやシルク素材の枕カバーを活用すると、髪がこすれにくくなり、翌朝扱いやすい状態をキープしやすくなります。
また、毛先に少量のヘアオイルやヘアミルクをなじませておくと、乾燥によるゴワつきを防ぎやすくなります。つけすぎるとベタつきやすいため、少量ずつ調整して使うのがポイントです。
質の良い睡眠がツヤ髪づくりをサポート
美髪づくりを語る上で欠かせないのが睡眠。深い眠りをサポートする環境づくりは、心と身体のためにも大切です。寝る前のスマホ使用を控えたり、アロマを取り入れたり、照明を落としてリラックスする時間を作るのも良いでしょう。
まとめ|無理なくできる習慣で、40代からもツヤ髪をキープ
更年期は髪の変化を感じやすい時期ですが、毎日の積み重ねで美髪はキープできます。ポイントは頑張りすぎず、続けやすい習慣にすること。
バスタイムから就寝までのちょっとした工夫で、翌朝の髪のまとまりや扱いやすさに違いを感じられるはずです。自分に合ったナイトルーティンを見つけ、心地よく続けながらツヤ髪を育てていきましょう。

